みなさんはアーサナに集中している時、頑張りすぎている時、ふと気づくと呼吸が止まっていることはありませんか?
ヨガを行う上で呼吸はとても大切な要素です。
筋肉の緊張を緩めたり、新鮮な酸素を血液から体へ取り込み、不要な物を体外に吐き出すエネルギーの入れ替えのような役割もあります。
呼吸を深めることで、自分自身と向き合い深い瞑想へと繋がります。
とは言っても、アーサナに精一杯で呼吸にまで意識が向かない!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回はヨガがもっと好きになる呼吸方3ステップのお話です。
①まずはご自身の楽な呼吸方法から
ヨガの呼吸はポーズや流派によっても異なりますが、難しく考えすぎて体が思うように動かなくなってしまったら、
せっかくのヨガの時間が辛いものになってしまいますね。
一番大切なことは、呼吸を続けることです。
まずは、ご自身の楽な呼吸を続ける意識を持ってみましょう。
アーサナの途中で呼吸が止まっていませんか?浅く早い呼吸になっていませんか?
ご自身の呼吸に目を向けてみてください。
②呼吸に慣れてきたら、腹式呼吸で心も体もリラックス!
ヨガの魅力の一つはリラックスできるということ。
息を吸うことで交感神経が活発になり、吐くことで副交感神経が活発になります。
呼吸を続けることに慣れてきたら、腹式呼吸にチャレンジしてみましょう。
息を吸ってお腹を膨らませ、時間をかけて吐きながらおへそと背中をくっつけるようにお腹を薄くする。
よくわからないなぁと思ったらお腹に手を当てて、動きを感じてみてください。
③胸式呼吸で体の内臓も活発に!
胸式呼吸は交感神経を活発にし、コアや内臓など体を活性化する効果があります。
吸う息で肋骨のスペースを広げるように胸を膨らませ、吐く息で広がった肋骨のスペースを萎めるように体を薄くします。
吸う息と吐く息は同じ長さで呼吸を続けて。
難しいなぁと感じたら肋骨を包むように手を当ててみてください。
手の平の暖かさで固まった肋骨周りの筋肉を解くようなイメージをしてみて。
呼吸にポーズを合わせることで、今までとは一味違うヨガの感覚が味わえますよ。
是非お試しください。